EXHIBITION &
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特別展

秋野不矩・金子富之が描くアジアの神々

2023年6月17日(土)~7月30日(日)終了しました

金子富之 ≪大舞虎≫ 2019年 

秋野不矩(1908-2001)は、インドを何回も訪れ、風景や人々や動物を描き続けたことで知られていますが、数々の寺院や神々の造形も多く描いています。

一方、金子富之(1978年~)は、山形県の東北芸術工科大学・大学院で日本画を学び、その後2015年文化庁新進芸術家海外研修員としてカンボジアに一年間赴きました。アンコール・ワットで知られるシエムリアップでヒンズー教、仏教などの造形美術に触れ、様々な場所でドローイングやスケッチを続けました。ヒンズー教を源流とする神々は、アジア圏で多彩なイメージに展開されていますが、それらと金子自身の日本的なイメージも加えながら独自の作品を生み出しています。

今回、この世代も作風も全く異なる二人の作家が描いたアジアの神々たちが一堂に会すのは、特別な機会となります。秋野不矩が描くおおらかで慈愛深い彫像としての神々や人々の祈りの姿も、金子富之の描く絢爛な動物の姿の神々も、見る人の心に迫ってくることでしょう。

当館はさながら神殿の様相で、皆さまをお迎えいたします。

■ 展覧会情報

会期2023年6月17日(土)~7月30日(日)
開館
時間
午前9時30分~午後5時(入館は午後4時30分まで)
休館日

月曜日 ※7月17日(月・祝)開館、7月18日(火)休館。

観覧料

一般800円(640円)、大学生・高校生・専門学校生500円(400円)、70歳以上400円、小中学生無料
※()内は有料20名以上の団体料金
※障害者手帳等所持者及び介護者1名は無料

主催浜松市秋野不矩美術館(公益財団法人浜松市文化振興財団)、中日新聞東海本社
協力

株式会社ミヅマアートギャラリー